やきもの曼荼羅[42]日本のやきもの24 里帰りした明治伊万里
再び世界で脚光を浴びた明治伊万里
18世紀以来、有田焼が再び世界で脚光を浴びるのは万国博覧会(以下、万博)を通じてです。1867年(慶應3年)の第2回...
九州発!田中ゆかりのテーブル通信[40]1月:テーブルで初釜
あけましておめでとうございます。
新しい年を迎え、気持ちを新たにお過ごしのことと存じます。私は年末から体調を崩し、クリスマスもお正月もお布団...
やきもの曼荼羅[41]日本のやきもの23 有田教育の父・江越礼太
有田教育の父・江越礼太
明治の有田の偉人の一人に江越礼太(れいた)がいます。1881年(明治14年)わが国最初の陶器工藝学校「勉脩...
九州発!田中ゆかりのテーブル通信[39]12月:私のお正月はシンプルに
今年もあっという間に最後の月となりました。読者の皆様の一年はどの様な年だったでしょうか?私はありがたいことに、これといった病気やけがもなく、ただただ...
やきもの曼荼羅[40]日本のやきもの22 鍋島色絵十七櫂繋ぎ文皿
鍋島焼の尺皿は、直径約30センチの大皿で、色絵・染付・青磁に関わらず、いずれも堂々とした存在感を放っています。武家の饗応において、尺皿はその主役を担...
九州発!田中ゆかりのテーブル通信[38]11月:おしゃれな秋のひと時
ここ数日は庭の美しい紅葉にみとれる毎日です。晴天の日が続き、昼間は上着を脱ぎたくなるような気候でしたのに、自然界はすごいですね。着々と季節は巡ってく...
やきもの曼荼羅[39]日本のやきもの21 鍋島
将軍家への献上品としての鍋島藩窯
鍋島焼とは、将軍家への献上品として焼かれた磁器、すなわち肥前鍋島藩の藩窯の製品をいいます。それ以前の鍋島藩は...
九州発!田中ゆかりのテーブル通信[37]10月:島の恵みで午後のお茶
異常気象が続く中にも朝夕は肌寒く感じられるこの頃です。今月は秋の季節感たっぷりの記事をと考えてはいたのですが、先月末に奄美大島に旅行に行くことになり...
やきもの曼荼羅[38]日本のやきもの20 金襴手
古伊万里金襴手
江戸時代の元禄年間(1688~1704)になると裕福な町衆が文化の主役となり、華麗な色絵磁器が求められるようになります。有田で...
九州発!田中ゆかりのテーブル通信[36]9月:夏の名残を楽しんで
猛暑の夏を何とかやり過ごしながら9月に入りました。早速で恐縮ですが悲しいお知らせです。先月号で紹介させていただいたメダカのうち数匹と、数年前にホーム...