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特集、連載、コラムなど

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[57]7月:旅の思い出・やちむん

 最近は各地で大雨の被害が伝えられ、土砂災害、土地の浸水などが気になる毎日です。読者の皆様は梅雨の時期をどのようにお過ごしでしょうか?「器の衣替え」は...

やきもの曼荼羅[59]日本のやきもの41 京焼(二)

色絵陶器の誕生、野々村仁清  肥前色絵磁器と時期をほぼ同じくして京都の色絵陶器が誕生しました。磁器と陶器の違いはありますが、陶器の器肌に白化粧を...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[56]6月:「衣替え」で快適に

 早いもので一年の半分が過ぎようとしています。そう書きながらも、時の速さに「ぞっ!」としています。  毎年この月は、大雨や水害などと何かと心配な...

やきもの曼荼羅[58]日本のやきもの40 京焼(一)

京都人にとっての京焼とは  京都の陶芸家と話していると、京都人は「京焼」とは呼ばない。「清水焼(きよみずやき)」とか「音羽焼(おとわやき)」とか、地域の...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[55]5月:ゆかり流、器の楽しみ方

 ゴールデンウィークもあっという間に過ぎ去り、いつもの日常に戻りました。私は相変わらずの片付けが続いていますが、自然界はたえず変化しているようです。戸...

やきもの曼荼羅[57]日本のやきもの39 萩焼(三)

萩赤楽茶碗  赤楽に白釉を刷毛で施した茶碗で、胴には横や縦、斜めに引っ搔いたような線があり、まるで一枚の抽象画を見るようです。見込みは大胆に削ら...

やきもの曼荼羅[56]日本のやきもの38 萩焼(二)

萩立鶴茶碗  この立鶴茶碗は、口辺部の造形は高麗茶碗の御所丸を写し、立鶴と御所丸の融合といった雰囲気の作品です。鉄分が多く赤味掛かっていますが、...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[53]3月:春の喜びを食卓に

 やっと春めいてきました。先月に慌ててバラの木の選定をしましたが、もう新しい新芽が顔を出しています。朝方、澄み切った空気の中、お庭で洗濯物を干している...

やきもの曼荼羅[55]日本のやきもの37 萩焼(一)

萩焼とは  萩焼は、16世紀末の豊臣秀吉による文禄・慶長の役(1592~1597年)に出陣した大名たちによって連れて帰られた朝鮮人陶工によって始まります...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[52]2月:雛の季節

 2月上旬は大雪の心配をしていたかと思えば、13日からは全国的に4月並みの陽気となり、ぼんやりしているうちに私の自宅の庭の梅があっという間に満開となり...