ホーム 特集・連載

特集・連載

特集、連載、コラムなど

やきもの曼荼羅[62]日本のやきもの44 京焼(五)

京焼における磁器の開発  京焼における磁器の開発は、寛永年間(1624~44)に九州の有田焼磁器が京都にもたらされ、尾形乾山(1663~1743)も試作...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[59]9月:「はしり」と「なごり」

 9月も半ばというのに今日(15日)は気温35度、湿度80%。暑さ寒さも彼岸までとよく耳にしますが、最近は一体どうなっているのでしょう。早く涼しくなっ...

やきもの曼荼羅[61]日本のやきもの43 京焼(四)

古清水色絵松竹梅文高坏  古清水焼(こきよみずやき)の代表的作例の作品で、轆轤(ろくろ)挽きの木製高坏(たかつき)を写したものです。天板いっぱい...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[58]8月:残暑お見舞い申し上げます

 最近は「今日も暑いですね~」がご挨拶の定番となっていますが、九州地方だけでなく全国的な暑さに驚くばかりです。 テレビのニュースで、百年に一度しか咲か...

やきもの曼荼羅[60]日本のやきもの42 京焼(三)

文人陶工・尾形乾山の登場  尾形乾山(けんざん)は1663(寛文3)年京都の呉服商雁金屋(かりがねや)・尾形宗謙の三男として生まれました。雁金屋は、後水...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[57]7月:旅の思い出・やちむん

 最近は各地で大雨の被害が伝えられ、土砂災害、土地の浸水などが気になる毎日です。読者の皆様は梅雨の時期をどのようにお過ごしでしょうか?「器の衣替え」は...

やきもの曼荼羅[59]日本のやきもの41 京焼(二)

色絵陶器の誕生、野々村仁清  肥前色絵磁器と時期をほぼ同じくして京都の色絵陶器が誕生しました。磁器と陶器の違いはありますが、陶器の器肌に白化粧を...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[56]6月:「衣替え」で快適に

 早いもので一年の半分が過ぎようとしています。そう書きながらも、時の速さに「ぞっ!」としています。  毎年この月は、大雨や水害などと何かと心配な...

やきもの曼荼羅[58]日本のやきもの40 京焼(一)

京都人にとっての京焼とは  京都の陶芸家と話していると、京都人は「京焼」とは呼ばない。「清水焼(きよみずやき)」とか「音羽焼(おとわやき)」とか、地域の...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[55]5月:ゆかり流、器の楽しみ方

 ゴールデンウィークもあっという間に過ぎ去り、いつもの日常に戻りました。私は相変わらずの片付けが続いていますが、自然界はたえず変化しているようです。戸...