特集・連載

特集、連載、コラムなど

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[39]12月:私のお正月はシンプルに

 今年もあっという間に最後の月となりました。読者の皆様の一年はどの様な年だったでしょうか?私はありがたいことに、これといった病気やけがもなく、ただただ...

やきもの曼荼羅[40]日本のやきもの22 鍋島色絵十七櫂繋ぎ文皿

 鍋島焼の尺皿は、直径約30センチの大皿で、色絵・染付・青磁に関わらず、いずれも堂々とした存在感を放っています。武家の饗応において、尺皿はその主役を担...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[38]11月:おしゃれな秋のひと時

 ここ数日は庭の美しい紅葉にみとれる毎日です。晴天の日が続き、昼間は上着を脱ぎたくなるような気候でしたのに、自然界はすごいですね。着々と季節は巡ってく...

やきもの曼荼羅[39]日本のやきもの21 鍋島

将軍家への献上品としての鍋島藩窯  鍋島焼とは、将軍家への献上品として焼かれた磁器、すなわち肥前鍋島藩の藩窯の製品をいいます。それ以前の鍋島藩は...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[37]10月:島の恵みで午後のお茶

 異常気象が続く中にも朝夕は肌寒く感じられるこの頃です。今月は秋の季節感たっぷりの記事をと考えてはいたのですが、先月末に奄美大島に旅行に行くことになり...

やきもの曼荼羅[38]日本のやきもの20 金襴手

古伊万里金襴手  江戸時代の元禄年間(1688~1704)になると裕福な町衆が文化の主役となり、華麗な色絵磁器が求められるようになります。有田で...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[36]9月:夏の名残を楽しんで

 猛暑の夏を何とかやり過ごしながら9月に入りました。早速で恐縮ですが悲しいお知らせです。先月号で紹介させていただいたメダカのうち数匹と、数年前にホーム...

やきもの曼荼羅[37]日本のやきもの19 柿右衛門

酒井田柿右衛門家の色絵磁器  初代酒井田柿右衛門(喜三右衛門)は、福岡県八女市酒井田の出身。1615年(元和初年)、父・円西(えんさい)と共に有田に移り...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[35]8月:たまには、お洒落なアペリティフタイムで夕涼み

 今月もうだるような毎日。それでも朝起きたら、寝室、リビング、キッチンの窓と玄関の戸をあけ放ち、新鮮な空気を部屋の中へ。深呼吸してみます。やはり静かな...

やきもの曼荼羅[36]日本のやきもの18 古九谷

色絵磁器のはじまり  日本における色絵の発祥は、九州の有田と言われています。その色絵は1647年(正保4年)までに始まりました。『酒井田柿右衛門...