特集・連載

特集、連載、コラムなど

やきもの曼荼羅[10]六古窯を訪ねる(其の六)丹波編

丹波窯の誕生  丹波窯は、平安時代末期頃に常滑窯の影響を受けて開窯し、壺・甕(かめ)・すり鉢を中心に生産されますが、すり鉢の生産は意外と少ないよ...

やきもの曼荼羅[9]六古窯を訪ねる(其の五)信楽編

山深い陶芸の里・信楽  信楽は山間の盆地で、東は伊賀(三重県)、西は山城(京都)に隣接し、古代より交通の要衝にあたり、奈良時代には一時、紫香楽宮...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[9]5月:ステイホームで新茶を味わう 心も体もリフレッシュ

  夏も近づく八十八夜~  明治時代に作られた「茶摘み」という唱歌です。 昔の話で恐縮ですが、母の実家には自宅の裏に茶工場があり、私も子供の頃に...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[8]4月:出世祈願・子どもたちが大喜び!な端午ランチ

 5月5日は「端午の節句」です。最近では、あまり見かけなくなった光景ですが、男の子のいる家ではこいのぼりを立てて、武者人形を飾り、菖蒲湯に入るなどしま...

やきもの曼荼羅[8]六古窯を訪ねる(其の四)常滑編

常滑窯の誕生  常滑窯は、猿投窯を母として平安時代末期に誕生しました。六古窯の中では一番古く、最大の生産量を誇りました。その最大の消費地が奥州平...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[7]3月:おうちでお花見・凝って楽しい陶箱弁当

 日本人はお花見によって春の訪れを実感するそうですが、今年は暖冬で桜の開花予想も早くなる見通しだそうです。連日テレビなどでコロナウイルスの感染拡大に関して報道...

やきもの曼荼羅[7]六古窯を訪ねる(其の三)瀬戸番外編

記憶の中の瀬戸と瀬戸電  今では、名鉄瀬戸線の大曽根から終点の尾張瀬戸まで、およそ30分程度で着きますが、私の子供の頃はもっとかかったような気がします。...

やきもの曼荼羅[6]六古窯を訪ねる(其の二)瀬戸

六古窯中、唯一の施釉陶器「瀬戸窯」  瀬戸窯は、鎌倉時代初期に猿投窯(さなげよう)の技術を引き継ぎ、釉を施して高火度で焼成する窯として始まりました。中国...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[6]2月:雛祭りのお茶会・小さな器を集めて

 明かりをつけましょボンボリに、お花をあげましょ桃の花  五人囃子の笛太鼓、今日は楽しい雛祭り  押し入れの中の雛人形を取り出しながら思わず口ずさんで...

九州発!田中ゆかりのテーブル通信[5]1月:女正月・今年もよろしくのおしゃれな女子会

 あけましておめでとうございます。令和の初めてのお正月、皆さまはどのように過ごされているでしょうか。私は年女の節目の年としてこれまでを振り返りながら、これから...