やきもの曼荼羅[6]六古窯を訪ねる(其の二)瀬戸
六古窯中、唯一の施釉陶器「瀬戸窯」
瀬戸窯は、鎌倉時代初期に猿投窯(さなげよう)の技術を引き継ぎ、釉を施して高火度で焼成する窯として始まりました。中国...
九州発!田中ゆかりのテーブル通信[6]2月:雛祭りのお茶会・小さな器を集めて
明かりをつけましょボンボリに、お花をあげましょ桃の花 五人囃子の笛太鼓、今日は楽しい雛祭り
押し入れの中の雛人形を取り出しながら思わず口ずさんで...
九州発!田中ゆかりのテーブル通信[5]1月:女正月・今年もよろしくのおしゃれな女子会
あけましておめでとうございます。令和の初めてのお正月、皆さまはどのように過ごされているでしょうか。私は年女の節目の年としてこれまでを振り返りながら、これから...
やきもの曼荼羅[5]六古窯を訪ねる(其の一)越前
一番遅れて発見された越前窯
「六古窯」の中で越前窯が一番遅れて発見されました。それまでは、瀬戸窯・常滑窯・信楽窯・丹波窯・備前窯を併せて「五古窯」と呼...
九州発!田中ゆかりのテーブル通信[4]12月:縁起担ぎ・幸せな新年を迎えるために
今年も残すところあと、1カ月を切りました。毎日があっという間に過ぎていきます。振り返ると良かった方もそうでない方も、今月で何とか帳尻を合わせ、来年こそは良き...
やきもの曼荼羅[4]料理と器 北大路魯山人(其の三)
漢学の大家・細野燕臺との出会い
1916(大正5)年1月28日、魯山人は京橋の老舗書肆・松山堂の藤井利八の娘・せきとの結婚を機に、東京神田駿河台東紅...
九州発!田中ゆかりのテーブル通信[3]11月:鍋の季節・土鍋の楽しい使い方いろいろ
気がつけば11月、朝夕はすっかり冷え込んできました。衣類や寝具などを入れ替えられていると思いますが、同様に食器棚も見渡してみましょう。暑い夏に大活躍したガ...
やきもの曼荼羅[3]料理と器 北大路魯山人(其の二)
魯山人の基本は書と篆刻(てんこく)
『角川日本陶磁大辞典』の北大路魯山人の項には、「陶芸家。京都府生まれ。書・漆芸・日本画・料理など幅広く独自...
九州発!田中ゆかりのテーブル通信[2]10月:ご飯の時間・お気に入りの飯碗で秋を楽しもう。
天高く馬肥ゆる秋、収穫の季節です。私の居るところは佐賀県有田町、やきもののほかに名水百選にも選ばれるほどのきれいな水で育った棚田米が自慢です。また、隣町は長...
やきもの曼陀羅[2]料理と器 北大路魯山人(其の一)
食器は料理の着物
北大路魯山人は、「陶器だけでは美はわからぬ。あらゆるものの美を知って、それを通して陶器の美もわかる」と語っています。そのいい...