「第32回 江戸切子新作展」 江戸切子協同組合

記念撮影に応じる入賞者ら。手前右端が吉川太郎氏(1位)、その左が高野秀德氏(2位)

 江戸切子協同組合(東京都江東区、渡辺隆三理事長)は3月23日、「第32回 江戸切子新作展」の表彰式を東京亀戸の梅屋敷で開催した。
 応募総数27作品から選ばれた8作品の作り手を表彰。式は新型コロナウィルス対策として同組合のショールームでもある梅屋敷の休館日を利用し、最小人数で執り行った。
 1位の経済産業省製造産業局長賞は吉川太郎氏(ミツワ硝子工芸、作品「華風雅」)、2位の経済産業省関東経済産業局長賞には高野秀德氏(高野硝子工芸代表、同「山吹」)が輝き、このほか山王丸まゆみ氏(清水硝子)、青山弥生氏(清水硝子)、山田のゆり氏(ミツワ硝子工芸)の3女性職人も入賞した。
 東急プラザ銀座内に実店舗を構え、多くの江戸切子を販売する藤巻百貨店(運営・caramo)が今回も協力し、4月1~27日には東急プラザ銀座内各所で応募作品全27点を展示する。また同社サイト(https://fujimaki-select.com)内での人気投票で「藤巻賞」の選定、合わせて「東急プラザ銀座賞」を会期中頃に発表する予定となっている。渡辺理事長は「コロナ対策で若手の作品を展示できる機会だけでも得られてほっとしている。新作展は秋開催を計画中」と述べた。
 同組合は2018年から藤巻百貨店の協力の下、東急プラザ銀座内のキリコラウンジで新作展と販売会を実施しており、2018年は5000人、2019年は7000人の来場者を集めた。また初回は1000万円以上を売り上げるなど、大きな成果を上げてきた。