
金沢美術工芸大学(金沢市)技術専門員の作品制作プロジェクト「KOGEI+」の作品発表会が3月19~22日、東京銀座のギャラリーで開催された。
同プロジェクトは、同大学「共通工房」に所属する、陶芸、金工、漆、染織、石材、木工、デジタル加工など15分野のアーティスト兼技術専門員が協働し、素材や技法を横断しながら制作するもの。また同工房は、工芸など専門性別の4エリアに67のスタジオが存在し、金沢美術工芸大学の新キャンパス(2023年新築移転)の要の一つで、学生たちの「つくりたい」「挑戦したい」をサポートする。
陶芸家で技術専門員の今西泰赳氏らが中心となりチームを結成した。「恵まれた環境を生かしたことがやりたいと移転時から思っていた。他の専門員14人と話して『JST大学発新産業創出基金事業 スタートアップ・エコシステム共創プログラム』に応募。工芸を『未来を創る力』として捉え、唯一無二の美を世界の富裕層市場へ届ける。伝統と革新を交差させ、地域資源と国際感覚を結び、新しい価値を紡ぎ出すのが目的」と今西氏は語る。
会場には石材と木材の加工技術を組み合わせた「石ギター」や、黒御影石の酒器と真ちゅうのマドラー、木材のコースター兼台座の酒器セットなど、1年間試作と検証を繰り返した成果を展覧した。また金沢のレストランからの依頼で、既に納品した陶磁・石材・金属のオブジェの写真も飾った。同事業は4月、同大学初のベンチャーとして「KOGEI+合同会社」として法人化した。




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