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森孝一のやきもの曼荼羅

やきもの曼荼羅[23]日本のやきもの6 大素人の系譜

大素人・本阿弥光悦  本阿弥光悦が清貧の人であったことは前回ですでに触れましたが、彼は本業(刀の目利き、研磨、浄拭)の傍ら自らの芸術的才能を多方面に発揮...

やきもの曼荼羅[22]日本のやきもの5 繕いの美

継ぎ方いろいろ  破損した磁器を焼継ぎという手法で修理して再使用する習慣が、江戸時代寛政(1800年)頃から明治・大正時代まで日常的に行われていました。...

やきもの曼荼羅[21]日本のやきもの4 手のひらの中の宇宙

技法に込められた思想  茶の湯の茶碗は「轆轤(ろくろ)」による成形が主ですが、最近は「刳り貫き」(くりぬき、「刳り抜き」とも)という技法で作る陶芸家も増...

やきもの曼荼羅[20]日本のやきもの3 中世古窯―その心と形

日本の中世古窯  これまでに、日本各地で発見された中世古窯の数は79カ所といわれています。その中には、広域を商圏とした大窯業地から、在地の需要に...

やきもの曼荼羅[19]日本のやきもの2 魂の造形、縄文の美

縄文人は意外とグルメ  縄文時代の始まりについては諸説がありますが、考古学の報告書によれば「土器の出現」をもって縄文時代としているようです。土器...

やきもの曼荼羅[18]日本のやきもの1 日本人の土の思想

人間と風土  「身土不二(しんどふに)」という言葉があります。初出は、中国の普度法師が1305年に編纂(へんさん)した仏教書『廬山蓮宗寶鑑(ろざんれんし...

やきもの曼荼羅[17]朝鮮陶磁2 朝鮮陶磁の無碍(むげ)の美

朝鮮王朝時代のやきもの  14世紀末から20世紀はじめまでの朝鮮時代を代表するやきものといえば、粉青瓷(ふんせいじ)と白磁です。粉青瓷とは粉粧灰青瓷(ふ...

やきもの曼荼羅[16]朝鮮陶磁1 高麗青磁の翡色の美

■韓国のやきもの史  韓国を代表するやきものといえば、高麗(こうらい)青磁と李朝陶磁ですが、韓国陶磁の歴史は紀元前五千年頃の低火度焼成による突帯...

やきもの曼荼羅[15]中国陶磁(3)中国陶磁の形と文様

「形」重視から「文様」重視へ  中国人と日本人の自然観の違いについては「中国陶磁(1)やきものの誕生」でも触れましたが、やきものに対する理想やこだわりも...

やきもの曼荼羅[14]中国陶磁(2)五行思想と中国陶磁

理想の青磁、雨過天晴  青磁の釉色は時代や窯ごとに異なりなかなか微妙です。越州窯(えっしゅうよう)は朽葉色(くちばいろ)、耀州窯(ようしゅうよう)はオリ...