ホーム 特集・連載 森孝一のやきもの曼荼羅

森孝一のやきもの曼荼羅

やきもの曼荼羅[18]日本のやきもの1 日本人の土の思想

人間と風土  「身土不二(しんどふに)」という言葉があります。初出は、中国の普度法師が1305年に編纂(へんさん)した仏教書『廬山蓮宗寶鑑(ろざんれんし...

やきもの曼荼羅[17]朝鮮陶磁2 朝鮮陶磁の無碍(むげ)の美

朝鮮王朝時代のやきもの  14世紀末から20世紀はじめまでの朝鮮時代を代表するやきものといえば、粉青瓷(ふんせいじ)と白磁です。粉青瓷とは粉粧灰青瓷(ふ...

やきもの曼荼羅[16]朝鮮陶磁1 高麗青磁の翡色の美

■韓国のやきもの史  韓国を代表するやきものといえば、高麗(こうらい)青磁と李朝陶磁ですが、韓国陶磁の歴史は紀元前五千年頃の低火度焼成による突帯...

やきもの曼荼羅[15]中国陶磁(3)中国陶磁の形と文様

「形」重視から「文様」重視へ  中国人と日本人の自然観の違いについては「中国陶磁(1)やきものの誕生」でも触れましたが、やきものに対する理想やこだわりも...

やきもの曼荼羅[14]中国陶磁(2)五行思想と中国陶磁

理想の青磁、雨過天晴  青磁の釉色は時代や窯ごとに異なりなかなか微妙です。越州窯(えっしゅうよう)は朽葉色(くちばいろ)、耀州窯(ようしゅうよう)はオリ...

やきもの曼荼羅[13]中国陶磁(1)やきものの誕生

比較陶磁史のすすめ  大文明は乾燥地帯から生まれたといいます。地中海沿岸の古代文明を育てた地域と中国の黄土台地は風土がよく似ています。中国と日本の自然の...

やきもの曼荼羅[12]やきものの基礎知識

 昔から「陶をもって政を知る」と言われますが、やきものには、その国の政治だけでなく文化も色濃く繁栄されています。日本のやきものは、中国や朝鮮半島からの影響を受...

やきもの曼荼羅[11]六古窯を訪ねる(其の七)備前編

備前窯の誕生 備前窯は、平安時代末期頃に成立したと考えられています。名古屋大学名誉教授の楢崎彰一氏によれば、中世陶器は瓷器系陶器、須恵器系陶器、...

やきもの曼荼羅[10]六古窯を訪ねる(其の六)丹波編

丹波窯の誕生  丹波窯は、平安時代末期頃に常滑窯の影響を受けて開窯し、壺・甕(かめ)・すり鉢を中心に生産されますが、すり鉢の生産は意外と少ないよ...

やきもの曼荼羅[9]六古窯を訪ねる(其の五)信楽編

山深い陶芸の里・信楽  信楽は山間の盆地で、東は伊賀(三重県)、西は山城(京都)に隣接し、古代より交通の要衝にあたり、奈良時代には一時、紫香楽宮...