D&DEPARTMENTは12月4日~来年2月8日、「LONG LIFE DESIGN 2 祈りのデザイン展 ―47都道府県の民藝的な現代デザイン―」をd47 MUSEUMで開催する。
第2回となる今回のキーワードは「祈りのデザイン」。D&DEPARTMENT代表でディレクターのナガオカケンメイ氏が、日本各地にある「どうしてか分からないけれど、心惹かれる適度に量産されているもの」を選出、47つをならべ、その理由を探る。千葉・菅原工芸硝子、三重・陶芸家内田鋼一氏作の「鉄錆膳」、大阪・graf、長崎・白山陶器、沖縄・井口工房(読谷)などの業界関連の出品がある。
会場では公式書籍や、出展者の関連商品が購入可能のほか、ゲストとナガオカ氏によるトークイベントも。さらにミュージアムショップでは、芹沢銈介、棟方志功、柚木沙弥郎などが手掛けた包装紙などのパッケージデザインを紹介するほか、関連品を販売する「民藝グラフィック」のコーナーも登場し、多様な実例からこれからの民藝とデザインのあり方を考えるきっかけを与えていく。
同展は「時代や流行に左右されない、息の長いその土地らしいデザイン(=ロングライフデザイン)をテーマに、20年間活動を続けているD&DEPARTMENTが、2年ごとに企画、これからの未来のデザインを考える展覧会シリーズ。
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