東京立川の「TAKEOFF-SITE」内のセレクトショップ「TAKEOFF SHOP」は8月1日~9月30日、「第2回デザインプロダクトイベント」を開催している。
「TAKEOFF SHOP」は、東京西側エリアを中心に活動するクリエーティブなものづくりに取り組む企業の製品、アーティストの作品を扱うショップで、立川の福永紙工が企画・運営する。今回は8つのブランドやショップ、活動などが取り上げられている。
アイスクリームのために開発されたスプーン「15.0%」(高岡市、タカタレムノス)、日本全国の工場や職人が製作するオリジナル文具の販売とデザインの周辺から新しい試みを行う「つくし文具店」、7月にショップ・ショールーム併設の事務所を新設したヨシタ手工業デザイン室が手掛ける美濃のリサイクル食器「トリップウエア」も販売されている。
運営の福永紙工は、国内海外へ向けて紙のデザインプロダクトを企画・製造・販売する。トラフ建築設計事務所がデザインした「空気の器」など、多くのクリエーターと製品開発や展示販売を積極的に展開する。
「TAKEOFF-SITE」は2020年4月にホテル、商業施設、オフィスなどで構成された複合施設「グリーンスプリングス」(運営・立飛ストラテジーラボ)の2階に位置。立川飛行機が同社の前身であることから、フロア内には立飛グループが戦後に製作したR―HM型飛行機の実機(修復機)の展示、飛行機に関する書籍コーナーも用意。このほかエフエムたちかわのサテライトスタジオや地元立川の人気の飲食店「ビストロサトウ」が入居する。
TAKEOFF-SITE