
砥部焼窯元のすこし屋は、中川政七商店による経営再生コンサルティングから誕生した新ブランド「TOBE」をこのほど行われた大日本市(2月4~6日、東京恵比寿・ザガーデンホール)で発表した。
TOBEは、愛媛県「令和6年度砥部焼産地のリーディングカンパニー育成支援事業」として、業務プロセス改善とともに、ブランドを立ち上げたもの。すこし屋代表の松田歩氏は、砥部町無形文化財の故松田哲山氏を祖父にもつ。その祖父が特に力を注いだ花器づくりを再解釈し、素材の魅力をそのまま伝えるプロダクトとして、3種の無釉の花の器を作り上げた。
ブランドコピーは「花は野にあるように。」。砥部焼ではあまり使用されない、鉄分を多く含む原土を、鋳(い)込み成型した無釉焼き締め。還元焼成の白砥、酸化焼成の赤砥、還元焼成の赤砥の3色で展開する。アイテムはボトルタイプの「bin」(9種)、大小の大きさと口径の「tsubo」(同)、ピッチャー型の「mizusashi」(同)と、器に飾ることはもちろんメッセージカードとしても使用できる紙製の「hana」からなる。
歩氏は砥部焼の亀田緑光氏に師事の後、有田窯業大学校を卒業。「2016/」にも参画する有田焼・幸右衛門窯に入社。1999年に独立し砥部に松田窯を開窯。2005年に法人化、現在は妻、スタッフらとともに活動し、また大日本市初参加の「ムスタキビ」とのコラボレーション商品もある。



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