8月31日まで作品募集 富山デザインコンペティション2020

 若手デザイナーの登竜門「富山デザインコンペティション2020」(主催・デザインウエーブ開催委員会)の作品募集が8月31日まで行われている。
 今年度は「県内企業が抱える3つの課題」として、「化学強化ガラス」の新しい展開(三芝硝材)、色を着ける(タカタレムノス)、「かたづける」をデザインする(リッチェル)をテーマに設定する。応募対象は、商品(モノのデザイン)が量産可能なプロダクト製品であること、または近い将来に実現可能と予想されるプロジェクトプラン(コトのデザイン)で、国内外未発表のもの。応募資格は個人・グループ、年齢、国籍不問。賞はグランプリ1点(副賞50万円)を含む3賞。審査員はデザイナーの秋山かおり氏、同・吉泉聡氏、富山県総合デザインセンター所長の桐山登士樹氏が務め、今回からファイナリストを富山に招き、最終審査前に企業やデザインメンターとの交流を図り、よりリアリティのあるデザイン提案となるようサポートする「デザインメンタリング」制度を導入する。
 同コンペは25年以上にわたって開催。多くの実績をあげ、応募作品からツボ押しの「コリネット」(ナガエプリュス)、メッシュトレイ「lotus」(能作)など35点以上を商品化している。詳細はウェブを参照。

富山デザインコンペティション(toyama design wave)