嬉野緑茶を楽しむ茶器「Ureshi」 Time & Style

 国内外に4店舗を展開するライフスタイルショップ「Time & Style」(運営・プレステージジャパン)は2月、安積朋子氏デザインによる茶器の販売を開始した。
 「Ureshi」は安積氏が肥前吉田焼窯元訪問の折、緑茶との出会いから始まった。60 ℃の低温でじっくりといれ、香りや色、茶を淹れる時間を楽しんでもらいたいとの思いが込められている。磁器製の宝瓶、(径約9.8センチ×幅12.4センチ×高さ5.5センチ)、湯さまし(径7.4センチ×幅9センチ×高さ8.1センチ)、湯呑み(径約5.8センチ×高さ4.4センチ)、茶さじ(幅4センチ×長さ6センチ)に、拭漆の茶托、茶筒、玉緑茶、ふくさが、ヒノキ製の箱に収まる「茶箱セット」(税込み6万6000円、磁器4アイテムと茶托は単品購入可能)。
 特徴は磁器胴部の横段の形状で、持ち手のない茶器を持ちやすくし、さらに窯元の工夫から注器は水切れの良い注ぎ口を追求、釉薬は茶の色が映えるよう、窯元独自の調合によって白さを際立たせている。
 同社はオリジナルプロダクトをプロデュースするほか、独・アンビエンテの「ジャパンスタイル」コンセプトディレクターも務める。またデザイナーの安積朋子氏は、デザインユニット「AZUMI」での活動を経て英国で「TNA Design Studio」を主宰する。

ライフスタイルショップ「Time & Style」