企画展「今、KIHARAにできること」を開催 KIHARA TOKYO

 有田焼・波佐見焼の産地商社キハラ(松本幸治社長)は4月26日~5月8日、東京・富ヶ谷の直営店「KIHARA TOKYO」で企画展「窯元とともに考える。今、KIHARA にできること」を開催している。

 同企画展では、同社が環境問題への取り組みを模索する中で生まれた、2つのプロジェクトを紹介。原料ロス削減では不要な素焼きを粉にして釉薬に混ぜ、再利用する手法を意匠として昇華、泡化粧という加飾法を生み出した、有田焼の窯元・吉右ヱ門製陶所とのタッグ。同社の定番「GEN酒器」に、白・黒・金・銀・ブロンズ、計5色で泡化粧や刷毛目などを施した。廃棄物削減では、嬉野の陶芸家・宮﨑泰裕氏と組み、廃棄処分予定の「KOMON 豆皿」300枚を約1~2ミリの粒にまで砕き、陶土に10%ほど混ぜ植木鉢を制作した。

 同社は「販売を担う産地商社の当社にできることは、廃棄物を減らす仕組みを考えることや、限られた資源を無駄にせず、少しでも自然環境に配慮した焼きものづくりのサポートをすることではないかと考える」と言い、期間中プロジェクトから誕生した商品を展示販売し、テストマーケティングを実施している。「さらに定期的な生産体制や販売方法について検討し、できることから少しずつ環境負荷軽減に取り組んでいく」と述べている。