職人の商品開発支援 藤巻百貨店クラウドファンディング

 「日本」をテーマにしたネットセレクトショップを展開する藤巻百貨店(運営・カラモ、中村亮社長)は8月上旬、新サービス「STUNNING JAPAN」をリリースした。
 同サービスは一流職人による新商品開発を支援する「購入型クラウドファンディング」で、藤巻百貨店がプロデュース。対象を日本の一流職人やクリエーターに特化、原則メイドインジャパンのみ、最新商品(プロトタイプを含む)が返礼品、の3つが特徴となっている。今回3プロジェクトが進行中で、その中の1つが「モダン・江戸切子クリスタルバルーンワイングラス」(9月13日まで)。
 同商品は4月に藤巻9周年を記念して発売した「ワイン専用 江戸切子」で、小樽のガラスメーカー深川硝子工芸と江戸切子の篠崎英明氏がタッグを組み、同百貨店が開発したもの。第2弾となる今回は、「万能に使える現代風の江戸切子」を目指し、4月と同じバルーン型の宙吹きクリスタルボディーに、篠崎氏は映り込みの美を前提としたシンプルで大胆な「かまぼこ」カットを施す。色はフジマキブルーとパープルの2色で、単品(各27,500円、送料込み)、同色と異色の組み合わせのペアセット(各55,000円、同)、いずれも数量限定。目標金額50万円を掲げ、終了までに200%達成の勢いとなっている。
 同社では、同クラウドファンディングサービスの出品検討などの問い合わせもサイト上で受け付けている。

藤巻百貨店クラウドファンディング