「d design travel 茨城」発刊とデザイン展 D&DEPARTMENT

 デザインが視点の観光ガイドブック「d design travel 茨城」(B5判変形、日本語/英語表記、192ページ、税込2090円)が3月19日、全国主要書店で発売された。発刊はD&DEPARTMENT PROJECT。
 同誌の「その土地を知る」では江戸時代中期の民家で、昭和の初めに北大路魯山人が北鎌倉で開いた星岡窯、住居として移築したことで有名な「春風萬里荘」(笠間日動美術館分館)、ドイツ人陶芸家・ゲルト・クナッパーが購入し改築した「ゲルト・クナッパーギャラリー」などを取り上げている。また「その土地らしい買物」として、笠間焼作家の作品を扱う「回廊ギャラリー門」、漆器の「器而庵」などを、「産地を巡る旅」では「Kasama Pottery Town」を紹介する。
 東京・渋谷ヒカリエでは、発刊に合わせた展覧会および食堂で「茨城定食」の提供が5月24日まで。また4月16日には「茨城を食べる会」も実施する。詳細はウェブサイトの「特集をみる」から「d design travel IBARAKI」で。

発刊に合わせて食堂で出される「茨城定食」