自社デザイングラスを製造販売する木村硝子店(東京都、木村武史社長)は3月、ウィスキーとカクテルのためのグラスを発表した。
ウィスキーとの時間をじっくり過ごすことを念頭にしたストレートのためのグラスは、2形状。アルコールの強さをはじめテイスティングを楽しむ「バーバーA」(径46×高さ95ミリ、170ミリリットル)は底に厚みがある口がすぼまったタイプ。また一つにまとめ上げられたウィスキーの味わいを楽しむ「バーバーD」(径85×高さ105ミリ、430ミリリットル)は筒状タイプで、A、Dともにヨーロッパのクリスタルガラスに、同職人による6種のカットが施されており、木村祐太郎専務がデザイン、6月上旬に発売を予定する。価格はそれぞれ8360円。
カクテルグラス「エイサ」はクラシカルな形を、薄く繊細にすることで本物志向ながら懐かしさや新鮮さを感じられる5タイプ(4620~5280円)からスタート。スロバキア製で同社の大町彩氏のデザイン。同社ネットショップで販売が始まっている。価格はいずれも税込み。
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