テーブルウエア業界の国内最大級の見本市「名古屋テーブルトップショー」(以下、NTS)が来年1月15、16日、ウインクあいちで開催される。主催は日本陶磁器卸商業協同組合連合会、NTS運営協議会。
今回は、ウインクあいち6~8階の3フロアに17グループの95社が出展するという会場構成。今年1月に「ウインクあいち」の1会場のみの開催となってから3回目の開催で、いずれも90社前後と同等の規模での開催が続いている。グループとしては8階に「暮らしの彩展」「彩の友」「銘品会」「ぬりの華」、7階に「旬香集陶」「あけぼの会」、6階に「美瀬肥」「春秋会」「陶喜和会」「NEW LIFEメンバーズ」「新四社合同器倶楽部」「炎の会」「グループ陶倶楽部」「陶星会」「グループ創美」が出展する予定だ。
NTSはコロナ禍前の2020年1月まで、1月と6月の年2回、ウインクあいちと吹上ホールの2会場で開催してきたが、直近の数年は開催形態が変わってきている。コロナ禍の影響で同年6月、21年1月、6月の3回が中止となった後、22年1月に「年1回2会場」の構成で開催が復活。その一方で出展者の減少傾向が続いたことから、今年1月から「年2回1会場」に再構成した形での開催となった。
コロナ禍の影響でNTS会場での海外バイヤーの存在感が一時期低下していたが、直近の開催ではそれが戻りつつある傾向が見られた。コロナ後の国内外の需要回復に期待したい。
名古屋テーブルウェアトップショー