「しあわせ招くネコのカタチ展」 SFT GALLERY

     瀬戸の縁起置物メーカー、中外陶園(鈴木康浩社長)は国立新美術館のミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」内のSFT GALLERYで、招き猫を集めた「しあわせ招くネコのカタチ展」を開催している。3月25日まで。

     今回の展示では中外陶園のブランド「瀬戸まねき猫」の全ラインアップと、デザイナーの清水久和氏が手がけた「SETOMANEKI」、本展用の「瀬戸まねき猫」別注色、このほか市内で製造された古瀬戸型や昭和レトロな装飾的なものなど、約100体が一堂に会し、カタチの秘密をひも解く。招き猫は江戸時代末期に誕生し、瀬戸では明治時代後半全国で初めて量産を行った。また中外陶園は同地で70年以上にわたって製造を続けている。

     「SETOMANEKI」は2022年、中川政七商店のコンサルティングにより、「NEW MANEKINEKO」をコンセプトに、インテリアとしての招き猫を目指して生まれたブランド。福を招く招き猫は、気持ちのこもったギフトとして人気のほか、会場に展示される大きなネコのパネルを前に写真を撮って楽しむ人も多い。

    「瀬戸まねき猫」別注色