この秋に予定されていた世界最大級の陶磁器の祭典「国際陶磁器フェスティバル美濃’21」の会期がこのほど、9月30日~10月17日に変更された。
この会期変更は、新型コロナウイルス感染症の感染状況によるもの。政府による緊急事態宣言が9月12日から30日までに延長されたことを受け、同イベント実行委員会は開幕日のみを後ろ倒しとし、31日間だった会期を18日に短縮した。また、会期の変更と併せて、開催規模も縮小。開催事業は核イベントの「第12回国際陶磁器展美濃」と、「セラミックバレーと世界の陶磁器展~美濃焼とハンガリーの名窯ヘレンド~」のみとし、その他の事業は中止とする方針を明らかにした。2事業の開催では、会場収容定員の30%とする入場制限などのコロナ対策を実施。会期終了後にはウェブ展覧会を開催予定としている。前売り券の払い戻しなどの対応については、同展公式サイトにて詳細を告知する。なお、同展のチケットには、岐阜県内の他の6施設も入場できる「セラミックバレー ぐるっとパス」もあるが、各館の開催は同展の開催と連動していないため、各館の開催状況を個別に確認する必要がある。
開催事業
- 第12回国際陶磁器展美濃
- セラミックバレーと世界の陶磁器展~美濃焼とハンガリーの名窯ヘレンド~
中止事業
- アール・ブリュット美濃展
- 未来のタイル・コンペティション展示会(ただし、WEB投票は開催)
- 第8回専攻科陶芸展&CROSS-INTERACTION 陶芸教育機関の交流展
- aside of ICF MINO展示会(市内の展示販売は共催団体が開催)
- 可児陶芸協会 今、桃山リスペクト
- 美濃Reランチ
- お茶会に行こう
- ヘレンドカフェ
国際陶磁器フェスティバル美濃’21