2つの新ラインアップを発表 キントーの「2021AWコレクション」

 食器メーカーのキントー(滋賀県彦根市、小出美樹社長)は7月15日、今季の新商品として「2021AWコレクション」を同社ウェブサイトで一般公開した。
 同社は例年新作展を東京ショールームで開催しているが、今年は昨年と同様にコロナ禍対策として取引先とは個別の商談会をオンラインで実施。その後、今回のコレクション発表に至った。
 新コレクションでは陶磁器やガラスを素材にした新ラインアップを発表。自然界の色合いと洗練されたデザインで展開する「FOG」シリーズには、新色のブラウンとブランチシーンで使いやすい4アイテムを追加。波佐見の砂岩土の生地でキャニスターなどをそろえる「CLK―211」シリーズには、カトラリーやツールのスタンドを追加した。
 新ラインアップの「CAST AMBER」は耐熱ガラス製マグ、ジャグ、グラスのシリーズで、ダブルウォールグラスもそろえる。温もりのある茶系のカラーがヴィンテージテイストを演出しているのが特徴だ。新作の「PLANT POT 211」は、スタンドタイプのプランター。丸みのある底のフォルムが特徴で、スタンドを使った演出がモダンな空間になじむ。径13.5センチと16センチの2サイズをそろえている。