大阪・中之島の文化施設など14施設による「クリエイティブアイランド中之島―創造的な実験島―」(主催・同実行委員会、文化庁)が2月6~14日、オンラインで配信される。ウィズコロナ時代の新たな芸術体験の可能性を探求する試みとなる。
大阪市北区に位置する中之島は、2つの川に挟まれた東西約3キロの中州。ここには国宝「油滴天目茶碗」を所蔵する大阪市立東洋陶磁美術館をはじめとする美術館、コンサートホール、科学館、国際会議場などの文化施設や歴史的建造物、高層ビル群と、公園や水辺環境が共存する。これら施設が連携し、音楽ライブやリバークルーズ、ミュージアム&ホールツアーなど、特別プログラムを無料オンライン配信するほか、実来場のプログラム(一部有料、要予約)も用意する。
2月10日午後6時~7時30分には「東洋陶磁の過去・現在、そして文化島としての中之島の未来を考える」と題し、ゲストに、BRUTUS編集長の西田善太氏、大阪市立東洋陶磁美術館の小林仁氏、graf代表の服部滋樹氏によるトークプログラムを配信する。
クリエイティブアイランド中之島公式サイト