京都陶磁器卸商業協同組合(森欣一郎理事長)は、9月2、3日に京都・岡崎の京都勧業館(みやこめっせ)で予定していた「第129回京焼・清水焼大見本市」について、新型コロナウイルスの影響で中止としていたが、それに代わるネット上の情報発信の場として、「京焼・清水焼WEB見本市」の特設サイトを9月2日から同月末日までの期間限定で公開している。
「京焼・清水焼大見本市」は、毎年春と秋に同組合傘下の有力商社が全国の小売業者らに向けて京焼・清水焼のギフト、美術工芸品、茶華道具などの新作を披露して商談を交わす見本市。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、7月の時点で中止と決まっていた。
特設サイトは京都陶磁器卸商業協同組合のウェブサイトからアクセスできる。同サイトでは、例年同展に出展する11社がそれぞれの新商品などの情報をカタログ形式で掲載しており、仕入れ希望商品があれば各社へ直接問い合わせて商談する形式となっている。掲載企業は、北村治三商店、熊谷聡商店、田中外士夫商店、陶花堂、陶好堂、藤平陶芸、前謙、森陶商、山亀、樂只苑、和蘭(カナ順)。
京都陶磁器卸商業協同組合