ミラノサローネのプロモを伊勢丹で開催

 伊勢丹新宿店は9月18~30日、本館5階リビングフロアで、「Salone del Mobile. Milano ISETAN SHINJUKU」を開催した。
 毎年4月、世界中から最新のデザインが集まるミラノ・デザインウィークの中核をなす「ミラノサローネ国際家具見本市」 (以下、ミラノサローネ) との協業による、日本初の公式プロモーションとしての催し。ミラノサローネによるデザインインスタレーションをはじめ、今回のプロモーションのためのオリジナルムービーの放映のほか、マルニ木工やルイスポールセンなど同フロアの関連8ブランドでは、今年のミラノサローネで発表した品々も披露された。

「ボッテガ・ヴェネタ」ファニチャーストアの展示

 同百貨店リビングフロアでは2月下旬から4月にかけて段階的にリニューアルしており、「ミノッティー」「ボッテガ・ヴェネタ」「カッシーナ・イクシー」のイタリア3ブランドのラグジュアリーコーナーがオープンしている。特に高級レザー商品で有名なイタリア「ボッテガ・ヴェネタ」ファニチャーストアでは、家具のほか、ドイツのKPMに、ブランドの象徴である革の編み込み「イントレチャート」が手描きされたコーヒーポットやカップ&ソーサーのほか、ベネチアで作られたグラス類も多く見られた。
 18日午後8時から行われたレセプションでは、臨席した駐日イタリア大使が挨拶。さらにミラノサローネ国際家具見本市を手掛けるゼネラルマネージャーのマルコ・サベッタ氏、今回のデザインインスタレーションを監修した建築家のピエトロ・フェルーチョ・ラビアーニ氏らが来日し、インテリア雑誌「エル・デコ・ジャパン」の日本ブランドディレクター・木田隆子氏とのトークセッションも行われた。

挨拶する駐日イタリア大使
トークセッション