「MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」がオープン

「MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」

 「無印良品」を展開する良品計画は7月18日、同社初となる産学共創店舗「MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」(東京都新宿区)をオープンした。オープン前日の17日にはメディア内覧会を実施した。
 店舗は、4月に開設された武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスの正面入り口に併設、大学に出入りする学生の主動線上に位置する。物販売場面積は264.86平方メートル、カフェは308.91平方メートル。店内東側のカフェスペースは物販より広く、学生食堂の機能を有し、近隣オフィスワーカーなどの利用も想定。弁当やサンドウイッチのほか、日替わり定食、100円コーヒーなども提供する。

食器類は充実の品ぞろえ

 西側の物販エリアはオフィスや大学が多い地域特性を考慮し、無印良品全7千品目中の約1800アイテムを扱う。内訳は日常品が約7割、食品・冷凍食品が2割、衣料品が最も少ないのも同店の特徴だ。食器類は意外にも充実しており、定番の「磁器ベージュ」と「白磁」シリーズをほぼフルラインアップ、このほか漆器や箸、調理道具やキャニスターなどもならぶ。
 さらに店内には廃材、端材を自由に加工する空間「com Studio」や、関連した書籍を集めた「MUJI BOOKS」のコーナー、同大と自治体や企業、地域との連携で生まれたものを販売する、大学が企画・管理のスペース「Open Market」、屋外には不定期で屋台販売も企画し、学生の陶芸や造形作品の販売も行われていた。

店内のカフェスペースで行われた記者発表

 記者会見で良品計画の金井政明会長は、地域に開かれた店舗であること、大学との共創は人材育成にもつながることを期待する旨を話し、長澤忠徳学長は、リアルビジネスを共有することは創造性教育の場になる旨を述べた。同キャンパスの「造形から育まれる『創造的思考力』を実社会の課題解決に応用した新しい価値づくり」との理念に良品計画が共感、今回の出店となった。