
京都・清水の蘇嶐窯(そりゅうがま)は2月12日~20日、フランスの造形美術家オレリー・マティゴ氏とのコラボレーション展「『パリの刺繍』×『京都の陶磁器 』―融合の先にあるもの―」を同工房ギャラリーで開催する。
蘇嶐窯は、京都青磁の涌波蘇嶐氏の青磁に、小石原焼の窯元に生まれた妻のまどか氏が飛びカンナを施したハイブリットブランドとして展開する。またマティゴ氏は絵や写真に刺繍を施した作品を制作、世界各国で活躍する。美術館や近代アートギャラリー、コンセプトストアでクロシェ(かぎ針編み)のオブジェも手がける。今展では、同窯で制作している「縄文シリーズ」の土偶やリースをパリに送り、その作品に自由にクロシェを使って手を加え完成させた作品と、パリから送られたクロシェの生地を基に、器の生地に模様を取り入れた花器やプレートなどの作品、2ラインをメインに約30点で構成。さらにこれまでの制作の背景が見えてくるような作品も展示・販売する。
マティゴ氏は「縄文シリーズ」に対し、コロナ禍で沈んだ世界に力を与えてくれるようにという思いを込め、テーマを「木々の苔に宿る精霊」とした。リース「光と力を与えてくれる太陽」や、土偶「その自然の恵みの力で生きている」を創り上げた。また蘇嶐窯は、京都×福岡×パリと広がる可能性を表現。あえてクロシェの全面使いを避け日本人らしい余白の美やアシンメトリーを意識して制作。テーマを「融合の先にあるもの」としている。




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