特別企画展「SHOKUNIN pass/path」 京都伝統産業ミュージアム

 京都伝統産業ミュージアム(京都市)は22年1月23日まで、特別企画展「SHOKUNIN pass/path」を開催している。

 同展は中川木工芸(滋賀県)中川周士氏と開化堂(京都市)八木隆裕氏が、17年のミラノサローネで発表した同タイトルの展示を起点に始まった取り組みを紹介するもの。朝日焼のほか、提灯、茶筒、木桶、金網の5工房が集まり、英語の「Craftsman」や「Artisan」とは異なる意味や性格を持つ「職人」という言葉と、職人による「職人性」への探究によって各々の作り手としての現在地を示し、これからの工芸の座標を映し出す。要観覧料、詳細はミュージアム公式ホームページから。

京都伝統産業ミュージアム