旅をテーマにした物産展、渋谷ヒカリエ「8/」で開催

COURTでのBASEの展開

 東京・渋谷ヒカリエ主催による物産展 「SHIBUYA WANDERING CRAFT 2019 旅展」が 8月20~9月1日、 8階クリエーティブスペース「8/(はち)」で開催されている。
 同イベントは渋谷ヒカリエ8階で展開するギャラリーやミュージアム、ショップなどが一体となって毎年異なるテーマに沿った展示や物販を行うもの。2014年から「食の生産者」「農業」「エコ」「オーダーメイド」などをテーマに毎年企画する。今年は、来年のオリンピック・パラリンピックを見据え「旅」をテーマに掲げた。
 イベントスペース「COURT」では、ショッピングアプリおよびネットショップ作成サービスを展開するBASEが同社のサービスを利用する70万店から選んだ36店が順次出店。業界関連では、チタン加工グラスを展開する静岡のPROGRESS(20~22日)、吹きガラス「ガラストクラス」(20~28日)、美濃焼のタイルを使ったアクセサリー店、popolo(23~9日1日)ほか、伝統工芸品を日用品にアレンジしたものや茶や昆布などの食品の販売もある。

チタン加工グラスを出品した静岡のPROGRESSのブース

 「d47 MUSEUM」では各都道府県から1社による「47酒店 酒づくりから、その土地の文化を学ぶ展覧会。」(7月26日~9月2日)を開催中で、平日夕方から日替わり3種類の角打ちも実施。人気が高いため販売困難な酒などの提供もあり、順番待ちの行列もできる。

d47 MUSEUM で開催している「47酒店 酒づくりから、その土地の文化を学ぶ展覧会。」

 ギャラリースペース「CUBE」(26日休場)では、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」が同サイトに掲載されているプロジェクトを紹介するほか、掲載終了のプロジェクトも含めた数社が日替わりで出店。7月から同フロアに新規出店したカルチャースペース「MADO(マド)」では、台湾にフォーカスし、「日本人が創る台湾」をコンセプトにし、瀬戸市の陶芸家・堀江まや氏の食器など、日本人クリエーターによる商品・作品がならぶ。

MADOでならんだ堀江まや氏の食器など