
洋食器メーカーニッコー(白山市)とヒロココシノインターナショナル(東京都)はこのほど、陶磁器技術とファッションデザインを融合させた新商品「ボーンチャイナ製アクセサリー」2種を発売した。
ファッションデザイナーのコシノヒロコ氏が、ニッコー・三谷明子社長の身に着けていた同社アルミナ製アクセサリーに目を止めたことが始まり。ほぼ40年にわたり同社とコシノヒロコ氏は、「墨の瞬(とき)」「藍がさね」など数々の食器シリーズを共同開発してきたが、今回「ファッションアクセサリー」という新分野に挑戦した。
いずれも径5センチ以上のトップやヘッドがボーンチャイナで、鮮やかな色の衣装を引き立てるアクセントとしてデザインされた。大ぶりながら空洞構造で軽さを感じられる仕上がり、ブラックとホワイトの2色展開する。「NECKLACE」は、ディティールを抑えたスタイリッシュなワンポイント。「PENDANT」はイタリア製のパーツを組み合わせたもので、最大100センチと長さ調節が可能、存在感もありヒロココシノならではの和と洋の世界観を表現している。
取り扱いは同社直営の「LOST AND FOUND TOKYO STORE」(東京代々木)と全国のヒロココシノショップのほか、ニッコーオンランショツプとイトキンオンランストア ヒロココシノでも販売している。