1月17、18日に開催 名古屋テーブルトップショー

2023年1月の名古屋テーブルトップショー会場(金正陶器のブース)

 テーブルウエア業界の国内最大級の見本市「名古屋テーブルトップショー」(以下、NTS)が1月17、18日、ウインクあいちで開催される。主催は日本陶磁器卸商業協同組合連合会、NTS運営協議会。従来は同会場と吹上ホールの1会場で開催されるのが恒例だった同見本市だが、今回は1会場のみの開催となる。

 今回は、ウインクあいち6~8階の3フロアに16グループの91社が出展するという会場構成。前回(昨年1月)が2会場で17グループ106社が出展していたことを考えると、1社当たりの出展ブースがだいぶコンパクトになると思われる。具体的には8階に「銘品会」「彩の友」「ぬりの華」「暮らしの彩展」、7階に「旬香集陶」「あけぼの会」、6階に「新四社合同器倶楽部」「NEW LIFEメンバーズ」「グループ陶倶楽部」「陶星会」「グループ創美」「春秋会」「陶喜和会」「炎の会」「グループ飛鳥」「山中・漆うつわ会」が出展する予定となっている。なお、大手3社で構成する「美瀬肥」グループは出展しないもようだ。

 NTSは従来、1月と6月の年2回、ウインクあいちと吹上ホールの2会場で開催するのが恒例だったが、2020年1月の開催を最後に、開催形態が少しずつ変わってきている。コロナ禍の影響で同年6月、21年1月、6月の3回が中止となった後、22年1月に開催が復活。それ以降はコロナ前から決まっていた「年1回2会場」の構成で開催していた。しかしながら吹上ホールでは出展社減少に歯止めがかからず、同会場の広さを持て余す状況となったため、今回の1会場に集約しての開催となった。

 縮小傾向が続く同見本市だが、悪いことばかりではない。ウインクあいちの1会場に集約しての開催となった一方で、今年は6月の開催が復活する予定だ。現時点ではどのような出展構成となるかは未定だが、夏の需要に対応できるイベントとして期待したい。

名古屋テーブルウェアトップショー