ルクア大阪にムーミンショップがオープン

ルクア大阪にオープンした「ムーミンショップ オオサカ」

 松屋(百貨店)のグループの東栄商会(東京都中央区)は9月1日、「ムーミンショップ オオサカ」を大阪・ルクア8階にオープンした。年間売り上げ1億5千万円を目指す。

 昨年12月にオープンした「ムーミンショップ ギンザ」(東京銀座、インズ1の1階)に続く2店舗目のオフィシャルショップ。高いアート性と奥深い文学性をもつ北欧ブランド「ムーミン」の世界観を大阪でも体現する。店内(約79平方メートル)はギンザと同様に作者トーベ・ヤンソンが好んで使用したグリーンと、小説の挿絵やコミックスのインクをイメージした黒を用い、発祥の地であるフィンランドらしい空間を表現する。取り扱いはキッチン雑貨、ファッション雑貨、コスメ、文具、食品など全1100アイテム以上となり、北欧からのインポートアイテムは店内総アイテム数の半分を占めている。

 また同店限定品には土岐・山加商店が手掛けるオリジナルマグ&プレート(各300点、マグ1760円、プレート1540円)が登場。マグは、胴部内にイラストが描かれており、飲み物を注ぐとムーミンパパとニョロニョロをのせた舟が海に浮かんでいるように見えるデザインとなっている。

 このほかリーデルとのコラボのペアワイングラスや、群馬県指定の伝統工芸品「卯三郎こけし」とのコラボレーションの「ムーミンこけし」に、新たにムーミンショップ限定の「卯三郎こけし リトルミイ ブルー」もラインアップした。

 松屋は1990年に北欧デザイン商品の輸入総代理店を設立し、アラビアブランドのムーミンマグの販売に携わってきた。2014年には松屋で原画展を開催するなど原作者一族、関連会社との交流も深い。また東栄は、「ムーミン」の日本でのライセンス管理を行う㈱ライツ・アンド・ブランズと小売店舗契約を締結、ショップの運営権を取得している。