三井広報委員会は、第4回「三井ゴールデン匠賞」向けの作品や取り組みを10月22日まで募集している。
三井グループ24社で構成する同委員会は、2016年から「日本の伝統を次世代につなぐ取り組み」にたいして称賛を集める機会創出のため同賞を設立、2年毎に実施する。応募資格は伝統工芸の職務に従事している個人または団体で日本在住者(国籍不問)、伝統工芸作品および伝統工芸に関わる器具や素材などの開発活動についても対象。プロデューサー、ディレクターとして作家との協同、または異業種を含む団体も可能。過去に同賞に応募、受賞者も可(異なる取り組みが対象)。推薦も可。審査は技術・技能、創造性、持続性の視点から未来につながる取り組みを評価する。
1次審査を経て5人(団体)以内の「ゴールデン匠賞」(各賞金50万円)、その中から一般によるウェブ投票で「モストポピュラー賞」(同10万円)、審査員特別賞(同20万円、若干名、該当なしの場合もあり)、激励賞(同10万円、前述同)を選出する。
過去3回のゴールデン匠には、九谷焼の福島武山氏、妙泉陶房・山本篤氏のほか、能作、南部鉄器の岩鋳、輪島キリモト、鎚起銅器の玉川堂、中川政七商店などが賞受している。詳細はウェブを参照。
三井ゴールデン匠賞公式サイト