ジェイアール京都伊勢丹で「マブカップ」展 京焼・清水焼作家45人が出品

「マブカップ」展のディスプレー

 「マブカップ展実行委員会」(京都市東山区・エーゲル)は3月30日まで、京都陶磁器協同組合連合会の協力を得て、「マブカップ」の展示販売会をジェイアール京都伊勢丹8階和洋食器売場で開催している。
 まぶしいほどに魅力的で、輝かしい未来を持つマグカップを「マブカップ」と名付け、45人もの京焼・清水焼作家の手に成る魅力的な作品約500点を一堂に集めた。主な出品作家は小川宣之、北澤美紀、久保良裕、廣田朱里、藤井洋子、芙蓉窯せらみ屋、松井寿男、山本たろうの各氏のほか同連合会所属作家多数。来場者は、用と美を兼ね備えた器を一点一点、手に取りながら品定めしている。
 『現代の名工』受賞(厚生労働大臣)の栄誉に輝く入江裕起氏作「包みの姿」展示会も同時開催。同氏の美しい絵が真っ白な包みに彩りを添える作品群がひときわの華を添える。入江氏は女性初清水焼絵付師で、伝統工芸士として現役で活躍する88歳だ。
 エーゲルの担当者は「テレワークやステイホームでおうち時間が増える方々へマブカップと一緒に心和むゆとりのひとときを」と来場を呼びけている。

» 問い合わせ 075-882-6906(エーゲル内)

作家45人の約500作品がならんだ「マブカップ」展