ミナ ペルホネンの小さなデパート 伊勢丹新宿店

 伊勢丹新宿店は3月24~29日、ミナ ペルホネンの小さなデパートの第2弾「Dear Friend, Department―minä perhonen × ISETAN SHINJUKU―」を、本館6階催物場で開催する。
 同展は2018年本館7階催物場でミナ ペルホネンの小さなデパートとして初開催したものの第2弾。今回は「衣食住遊知」をテーマに、約5倍の広さに拡大して催す。このほど開かれたプレス内覧会ではミナ ペルホネンと同百貨店の婦人、紳士、雑貨、リビング、食品と多様なジャンルと協業した商品群の一部を披露。多くは先行または限定販売となっている。オリジナル食器「tambourine」には新色の濃淡のブルー系2色を追加し先行販売、また陶作家の安藤雅信氏作の器にデザイナーの皆川明氏が、シシと星を掻き落としで描いた限定品もある。ドットとクルクルと繋がる線で嬉しさや喜びを表した「kuru kuru」、星を木に見立てた「star tree」などジノリ1735との新作コレクションも発売する。
 初コラボとなるフランスの鋳物調理器具「ストウブ」では、蓋部分に木を鳥が囲む平和で穏やかな世界を描く。バジルグリーンとグレーの2色、ラウンドとオーバルの2型で展開。さらに「スープストックトーキョー」とはコラボメニューやオリジナルスープカップ(販売あり)なども用意、会場でイートインも設ける。2月17日から特設サイトにて皆川氏のインタビューなどの特集第1弾を公開、三越伊勢丹オンラインストアでも同展を開催する。
 皆川氏は「3年前よりもカテゴリーを広げライフスタイルを意識した。世界がコロナ禍という同じ問題を抱えており、未来のビジョンを共有し、プロジェクトの方向性が定まりやすい。サステナビリティへの関心が高まる中、発想でプラスに変えようという意識が重要だと感じている」と今展へ言葉を寄せている。

ジノリ1735 との新作コレクション
Dear Friend, Department―minä perhonen × ISETAN SHINJUKU―