「せともの祭」の中止でウェブ版を開催

 瀬戸焼産地で秋恒例の「せともの祭」がこのほど、新型コロナウイルスの影響により中止となったが、それに代わる企画として「WEBせともの祭・陶器市」が9月11~13日、公式サイト(https://setomono-webshop.jp/)で開催される。
 「せともの祭」は、1932年以来、瀬戸市が磁祖・加藤民吉翁の遺徳をたたえる産業祭として催す祭りで、市内を流れる瀬戸川両岸に軒を連ねる大廉売市をはじめ、多彩な行事が繰り広げられる。今年は新型コロナウイルスの感染拡大が十分に収束していないことから、会場での開催を断念した。それに代わって今回展開される「WEBせともの祭」のサイトでは、窯元、商社、作家など65組が出店。「おすすめ商品」と「出店場所MAP」のページが設けられ、そこから各社の販売ページにアクセスして買い物ができる。買い物客先着1500人には、「アマビエ置物」をプレゼントする企画も展開する。
 同祭サイトではこのほか、「せともの祭」を紹介するページや、PRムービーも公開している。

WEBせともの祭・陶器市