シェアリングサービス「EPOCH TABLE」を開始 石塚硝子

 ガラスメーカー大手の石塚硝子(愛知県岩倉市、石塚久継社長)は7月1日、食器メーカーでは国内初の食器の会員制シェアリングサービス「EPOCH TABLE(エポック テーブル)」を開始した。
 「エポックテーブル」はプロのスタイリストが厳選したテーブルウエア一式をレンタルできるサービス。パーティー、記念日、料理教室などでの利用を想定している。専用サイトやスマホアプリで会員登録した上で、30日単位でレンタルする。年会費無料のレギュラー会員の場合は、1セット(1人分)4300円。年会費1万円のプレミアム会員の場合は、1セット3800円。利用人数と食器を選択して申し込むと、5営業日でカトラリーを含む基本セットが自宅に届く。
 現在(7月29日付)利用できるコーディネートは11種。NARUMI(鳴海製陶)やアデリアのアイテムで構成したラインアップが中心で、「ナチュラルカフェ」「リゾート」といったテーマのほか、ファッションブランドのジルスチュアートとのコラボしたシリーズ、独・フェイラーとのコラボシリーズなどがそろう。「庄内クラフト」「津軽びいどろ」といった和グラスのブランドのアイテムも含まれている。各コーディネートのページでは、シリーズ一式の説明に加えて、コーディネートの器を使った料理レシピも紹介。また、各コーディネートをアピールする記事も配信している。
 サービス担当の山北龍児氏は「このサービスをきっかけに食卓を彩るあらゆるモノ・サービスが賑わうことを願っている。また、より食卓を豊かにするために、現状のサービスに限らず異業種とのサービス提携も視野に入れていきたい」と語る。
 現在、先着400人を対象にキャンペーンを実施中。初めての登録で3000円相当、さらにプレミアム会員登録すると5000円相当合計8000円相当)のポイントがプレゼントされる。