新たなアワード「日本和文化グランプリ」が作品を募集

 新アワード「日本和文化グランプリ」(主催・(一社)日本和文化振興プロジェクト、近藤誠一代表理事)の作品募集が8月からスタートした。
 和文化に携わる国内の企業、団体、個人を対象に、日本が誇る優れた作品を顕彰するイベントとして、受賞者には需要拡大のためのフォロー、和文化の担い手の持続的な活動を継続してサポートしていく。
 第1回目の募集テーマは「伝統と未来」。ジャンルは衣・食・住・美術工芸で、金属・漆・陶磁器・木工・竹工芸・ガラス・リビングダイニング・インテリア・アート作品などに該当するプロダクト。出品登録料は一般、1種1万円、2種目以降1種増すごとに3千円加算。学生は1種5千円、同3千円加算。
 審査基準は〇伝統的な和文化を継承しつつ、次世代に向けたメッセージ性を有している〇優れた技術、技法、思想を有している〇現代のライフスタイルにあった使い方を提案していること。賞はグランプリ・最優秀賞1点(副賞50万円)、優秀賞5点(同5万円)、学生賞1点(同5万円)。発表・授賞式は12月、受賞作品展示等は令和2年12月~令和3年2月。
 同プロジェクトは、元文化庁長官の近藤誠一氏が陣頭指揮をとり、ユナイテッドアローズ名誉会長の重松理氏、伊場仙14代目当主の吉田誠男氏が副代表理事を務める。またアワードの審査委員長は三田村有純氏、審査委員はシャネル合同会社長会長や秋元雄史氏など10人。詳細は同アワードウェブサイトを参照。

日本和文化グランプリの審査員の顔ぶれ
日本和文化振興プロジェクト役員の顔ぶれ
「日本和文化グランプリ」ウェブサイト