中川政七商店グループが展開する茶道ブランド「茶論」は、茶道未経験者でも自宅のテーブルとスマートフォンで手軽に受講できる茶道「オンライン稽古」の提供を6月10日からスタートした。
この稽古では、これまでの教室型のコンテンツを踏襲しつつ、自宅での過ごし方の拡充やオンラインならではの機能を生かした茶道具のものづくりが学べる「リモート工房見学」や「リモート茶摘み体験」などの独自のコンテンツも用意する。また従来の教室型稽古と、オンラインのどちらでも選べるようにもなっている。
「茶論」は中川政七商店グループの道艸舎が2018年に設立。現在は全国に4店舗を展開する。茶道文化の入り口を広げることがコンセプトとあって、会員の約70%が茶道未経験者だ。「私服・テーブルで」「スライドを使用」と、新しい茶道教室として活動するほか、日常に取り入れやすいオリジナルの茶道具の販売や喫茶も展開する。5月から試験的にオンライン稽古を導入したところ、満足度92%、さらに100%の受講者がオンラインと店舗の併用受講を希望すると支持を集めた。詳細及び受付けは茶論公式サイトを参照。
茶論公式サイト