福島のモノ・コトをアイコン化 ガッチ

 伝統産業の製品化と販売を行う商社、ガッチ(東京都、松永武士社長)は4月24日、福島県のコト・モノをアイコン化した「ふくしま焼き物旅マップ」シリーズのネット販売を開始した。
 大堀相馬焼協同組合の協力のもと、デザインワークショップを福島と東京で開催。同県に縁のある参加者たちのアイデアを、同県のクリエーターとともに豆皿(12種)・湯呑み(3種)に仕上げた。
 豆皿(径85ミリ、1210円)には絹の里、高級和牛の産地、モズクガニの郷土料理など、原発事故で被災した12市町村から連想されるアイコンが描かれている。湯呑みは(径77×高さ95ミリ、3850円)大堀相馬焼の得意とする二重底構造。浜通り・中通り・会津の3エリアの名所・名産品のアイコンがちりばめられている。製造は組合傘下の春山窯、いかりや商店、京月窯、松永窯が手掛ける。
 ガッチは大堀相馬焼を中心に製品開発・製造を行っており、2017年に「福の豆皿セット」(5枚組、5500円)を発表し、今回は第2弾。豆皿5枚セット(5500円)、湯呑み3個セット(11000円)も用意する。価格はいずれも税込み。

「ふくしま焼き物旅マップ」特設ページ