無印良品が展開する「Found MUJI」は、2019年12月26日~2020年3月5日、企画展「Found MUJI 益子、萬古、砥部、萩」を開催している。
同展は古くからの産地に暮らす人々の食生活を掘り下げて行くことで、その土地の象徴的な器を紹介する企画。同じ日用食器の製作でも、窯場で使われている道具にはそれぞれの工夫があり、土や技法の違いがみられる。同展では4窯の飯碗、皿、蕎麦猪口(そばちょこ)、湯呑み、鉢など全66種をラインアップ。「感じ良いくらし」のために、手仕事で作られるモノ、それをつかう人の暮らしや文化に着目し、世界中から「見つけた」日用品を紹介し、その良さを顧客自身が見つけることを目的としたFound MUJI。食の視点から器とその産地を見通す。
2月20日までFound MUJI 青山と無印良品 銀座で、1月10日~3月5日は神奈川、名古屋、京都、大阪、博多などFound MUJI各店舗で開催される。
Found MUJI 青山では2012年から小鹿田、九谷、美濃など10産地の食器を、16年には笠間、常滑、信楽、伊賀、備前、砥部の6窯を特集するなど、日本のうつわを継続して紹介している。
Found MUJI