トキノハ エシカルマルシェも併催 「清水焼の郷まつり」

団地内の企業のほか、全国の窯元や作家ら100組以上が出店した「清水焼の郷まつり」

 京焼・清水焼産地で秋恒例の「清水焼の郷まつり」が10月18~20日、京都・山科の清水焼団地で開催された。主催は同まつり実行委員会、清水焼団地協同組合。18、19日は雨に見舞われたものの、最終日は晴天に恵まれ、多くの来場者でにぎわった。
 メーンの大陶器市では、団地内の商社や窯元のほか、全国の窯元や作家ら100組以上が出店。京陶人形絵付け体験、楽焼体験、ろくろ体験といった陶芸体験プログラムも展開し、盛況となった。昨年初めて同時開催した「器と寄りそうエシカルマルシェ」は「トキノハ エシカルマルシェ2019」と名称変更し、規模を拡大して開催。野外のイベントでは通常使い捨て食器が使われるところ、陶磁器を使ってさまざまな料理を提供した。また京都のおいしい食べ物や野菜などが集結したマルシェ「ほっこりひろば」には10店舗が出店し、丹後のばら寿司、京わっぱ、ソフトアイスなどを販売した。