「オンライン大日本市」が開催

 合同展示会「大日本市」が11月11日~12月12日、「オンライン大日本市」として開催されている。初のオンライン開催、初の一般開放となる。
 生活雑貨製造販売の中川政七商店(奈良市、千石あや社長)が主催、第6回となる。今回オンライン上の「体験」を重視し、過去最多の全国60ブランドが出展。リアルでは体験できないオンライン独自の内容も配信するほか、大日本市としては初めて一般消費者向けにも開放する。
 キッチン関連の出展は、中川政七商店、THE、かもしか道具店、鍋島 虎仙窯、有田・渓山窯「mg&gk」などの同市常連に加え、瀬戸・翠窯、益子・道祖土 和田窯、波佐見・菊祥陶器とデザイナーの共同ブランド「eni」、富山県の工芸品土産物「越中富山 技のこわけ」、ほうろう鍋「kaico」、さらにガラスアクセサリーのHARIO Lampwork Factory、津軽びいどろ、箸蔵まつかんと多数出展。新作発表も行うブランドもある。
 一般にも開放される独自配信は、method、和える、grafの各代表、ビームスのバイヤーやデザイナー・小泉誠氏などの専門家9氏が参加。公開商品レビューやつくり手のトークイベント(要事前予約)、工房探訪動画などを展開する。カリスマバイヤーとして知られる山田遊氏(method)による「2020年秋『大日本市』」のイチ推しとして7アイテムを選定。虎仙窯「青磁マグカップ」もフォーカスされている。