ウインクあいちで6月4、5日に開催 名古屋テーブルトップショー

 テーブルウエア業界の国内最大級の見本市「名古屋テーブルトップショー」(以下、NTS)が6月4、5日、ウインクあいちで開催される。主催は日本陶磁器卸商業協同組合連合会、NTS運営協議会。今年後半に向けた各社の戦略が注目される。

2025年1月の名古屋テーブルトップショー会場

 昨年1月以降の開催形態を踏襲し、会場はウインクあいちのみ。出展者数は77社(4月28日現在)で、昨年6月の87社の実績から約1割減少し、フロア数も4フロアから3フロアに減少している。出展グループは、8階に「グループ飛鳥」「彩の友」「春秋会」「新四社合同器倶楽部」「陶喜和会」「グループ陶倶楽部」「炎の会」、7階に「暮らしの彩展」「グループ創美」「陶星会」「ともづな会」「NEW LIFEメンバーズ」「ぬりの華」「山中・漆うつわ会」、6階に「旬香集陶」「あけぼの会」という構成で、「美瀬肥」の出展はない(詳細は記事下広告参照)。

 NTSは以前、1月と6月の年2回、ウインクあいちと吹上ホールの2会場で開催するのが恒例だったが、2020年1月以降、コロナ禍や経済状況の影響から開催規模の縮小傾向が続いており、来年は1月のみの開催で6月開催がないことがすでに明らかになっている。今年の秋冬シーズンに向けた各社の動向に注目しつつ、NTSの今後の動きにも注視していきたい。

名古屋テーブルウェアトップショー