町工場のものづくりデザイン 東京ミズマチの「すみずみ」

 東京ミズマチの産業支援施設「SHOP&WORKSHOP すみずみ」で6月7日~8月7日、「元気な町工場のものづくりのデザイン」が開催されている。街に根付く産業が、時代に対応し、カタチやターゲットを替え、進化し新たな価値を創造する元気な町工場をクローズアップする。

 同区内で「コトモノミチ at TOKYO」を運営するセメントプロデュースデザインとタイアップ。セメントがこれまで手掛けてきたものづくり活性化のアイディアとして特に大きな変化と進化を実現した9事例を、商品を通して紹介。同区町工場の技術を応用したステンレスのフードピック、アロマピンズ、福井の廃棄用リボンを栞に加工した「しおりぼん」などとともに、瀬戸のエム・エム・ヨシハシの手彫りの技術を生かしたニット柄カップ「トレースフェイス」、白雲陶器を使用した金魚のアロマストーン「モチーフォ」もならぶ。また連携企画として両方を訪れるとプレゼントも用意されている。

 ミズマチは、東武鉄道高架下の複合商業施設として2020年開業。墨田区とすみだ地域ブランド推進協議会は、社会実験の場として「すみずみ」を開設。産業振興の方向性、課題及び解決策を見出すことを目的とする。

 イベントの詳細は公式インスタグラムを参照。