3年ぶりの開催へ インテリア ライフスタイル

3年ぶりの開催に期待がかかる。写真は2019年開催時の山加商店のブース

 インテリア・デザインのための国際見本市「インテリア ライフスタイル」が6月1~3日、東京ビッグサイトで開催される。主催はメッセフランクフルトジャパン。

 同展は、テーブルウエア、キッチン用品、生活日用品、ギフトアイテム、家具・照明などの商材が出品される見本市で、1991年に初開催され、今年で30回目を迎える。夏の開催としてはは2020年、21年がコロナ禍の影響で中止となったため3年ぶりの開催で、東京ビッグサイト西展示棟のホールとアトリウムを会場にして開催。12カ国・地域から501社が出展するもようだ(4月21日時点)。

 会場は商材カテゴリーやテーマにあわせた複数のゾーンで構成。特に今回は「ETHICAL」ゾーンを新設し、環境保全、アップサイクル、フェアトレード、障がい者支援などに関した商材を展開する。毎回注目を集めるアトリウム特別企画は、見本市ディレクターのSUPPOSE DESGN OFFICE(広島市)の谷尻誠氏と吉田愛氏とのコラボレーションにより、「Blooming」をテーマにした空間演出で展開。28社が小物や雑貨などの商材を出品予定だ。特別展示として展開される「アップサイクルって何?02」では、6人の建築家とものづくりメーカーのコラボにより、アップサイクルの新たな可能性を提案する。日本の伝統・匠の技と先端技術の融合から生まれた素材を提案する「BESPOKE MATERIALS JAPAN」では、世界のプレミアム市場に特化して、建築やインテリア分野に向けて商材を展開する。

 このほかの展開では、テーブルウエアやキッチンツールなどを展開する「KITCHEN LIFE」、日本の伝統技術やデザインを発信する「JAPANSTYLE」、豊かな暮らしの生活用品をそろえる「EVERYDAY」、新たな住まいのスタイルを提案する「HOME」などのゾーンが展開されるもよう。また、毎回人気を集めるトークショーのプログラム「LIFESTYLE SALON」では、さまざまなテーマで12のトークショーが連日開催される。
 新型コロナウイルス感染対策のため、入場には事前登録が必要。同展ウェブサイトで事前登録受付を行っている。