「ギフトで日本を元気にする日」が11月11日に制定

     ギフトに関するコンサルティングやブランディングなどのサービスを提供する(一社)ギフト研究所(東京都、山田晴久代表)はこのほど、11月11日を「ギフトで日本を元気にする日」として制定した。

     フォーマルギフトが縮小してカジュアルギフト市場が伸長するなど、日本のギフト文化が変化していることを背景に、同研究所はこの記念日を「ギフトを贈り合う日」とすることで、日本の贈り物文化を見直し、人を思う心を改めて見つめ直す機会とする考え。また、これを幅広い年齢層に認知させることで、ギフト市場のさらなる進化と拡大を目指すとしている。同研究会の申請により、この記念日は(一社)日本記念日協会で正式に登録された。

     同研究所は、紙製品卸や包装資材の販売などを展開する山田紙器の創業100周年の記念事業として2016年11月11日に設立。記念日はこの創立日と、「人(1)と人(1)とのいい(11)関係」の語呂合わせが由来となっている。すでに多様な分野の約60社がこの記念日に賛同しており、陶磁器業界からはアイトーが名乗りを上げている。同研究所は、同記念日の認知度を高めるために賛同者を広く募集している。

      11月6日には、「ギフトで日本を元気にする日」の記念日登録証授与式が、東京都立産業貿易センター・浜松町館4階で開催される。授与式に加え、矢野経済研究所の主席研究員・清水由起氏を迎え、「ギフト市場の動向と課題」と題した基調講演を催すほか、清水氏らを交えてのパネルディスカッション「ギフトとwell-beingの関係」も行われる。申し込めば誰でも参加可能で、参加費は無料。

     賛同者としての登録および授与式参加は、いずれも「ギフトで日本を元気にする日」のリリースページから申し込みできる。